ジャイアントペンギンの書庫

保管庫として活用、金色のコルダ3.4の東金千秋と小日向かなでの話しか置いてません·····あとは思いついた事をグダグダ書いてる今日この頃。

可愛い彼女と東金部長

   小日向は悩んでいた・・・初めてのお付き合いに・・・

   神南高校に転校して1ヶ月。

   夏の学生コンクールを優勝し、星奏学院との真のファイナルも終わり・・・終わり・・・

   正式に東金部長とのお付き合いが始まった。

それまでも8月中頃から毎日のように晩御飯を作り一緒に食べて・・・お互いに話も合うし・・・小日向はおっとりとしているので東金の話を聞く事に苦痛はなく、正直楽しかった。

   東金は聞き上手なお前と話すのは楽しいと言ってくれたし、聞いているだけではなく時折、自分の意見もきちんと述べてきた。

「・・・へぇーお前の意見参考になるな」

   と東金も小日向との会話を楽しんでくれているようだった・・・

   デートもした。

   堅苦しいデートではなく明石焼きを食べに行って須磨水族館に行った・・・小日向はこの時はデートの意識はなかったが東金にとっては二人の初デートだったらしい・・・

   キスもしたし・・・

   小日向にとってはファーストキスだったし・・・

   今まで、目立たずぼんやりと過ごしてきたので、恋愛なんてした事ないし正直、興味も無かった。

   なので何もかもが東金が初なのだ。

   だから分からない・・・男の人が・・・その・・・彼女としたいと思う時期・・・とかタイミングとか空気とか・・・

   小日向は心配になっていた、もしかしたら東金がそういう雰囲気を出していて・・・自分が気付いていないだけかも・・・

   悩みながらネットで調べてみると・・・

だいたい、デートして4~5回くらいが適当との事が分かった・・・

   ほぼ毎日、お家デートをしているとしたら・・・      

   もう20回はしている・・・今は9月中旬・・・

「・・・やっぱり胸?色気ないからかな・・・」

   小さい悩みを持ちつつ今日も放課後、部活に行き・・・何故か引退した東金が部室に入り浸りながら受験勉強している・・・部長室にいるので静かだからいいんだけど・・・東金がいると男子部員達が萎縮して小日向に話しかけてこない・・・。

   ヤキモチ妬かれるのはちょっと嬉しいけど・・・やっぱり困る。

   でもこの悩みも卒業までの期間と思うと寂しい気もするので部活に来ないでなんて言えない、彼氏に甘い小日向だった。

   部活帰りにスーパーに寄るのも日課になりつつあり一緒にお買い物、夕食を一緒にして和解した実家に帰る。が毎日のサイクルだ。

   キスはしている・・・東金とのキスはいつも甘くて・・・キスは好きだと思う。

   他の人知らないから分からないけど・・・東金がやっぱり上手なんじゃないかな・・・経験豊富なんじゃないかな?と小さい嫉妬もしている。

   明日は土曜日・・・小日向は思いっきって聞いてみよう!と東金を送り出したあと誓った。

 

   最近、小日向がおかしい気がする・・・なんか言いたい事があるような・・・隠し事があるような・・・でも毎日のように会って部活の間も悪い虫がつかないように部員には威嚇してるし・・・夕食も一緒に食べてるから・・・現実問題として浮気する時間は無いはず・・・帰り際のキスだって嫌そうじゃないしな・・・むしろトロンとして可愛い・・・可愛すぎて一線を超えそうになる・・・ヤバい・・・

   明日は土曜日・・・とりあえず小日向の家でDVDを観る約束だから機会を見て聞き出そうと誓った。

 

   とりあえず小日向はニアおすすめのDVDを用意して東金を待つ・・・

   今日の目的はDVDを観るのは二の次で・・・東金が次のステップにいつ進みたいのか・・・実は色気が無くてその気にならないのではないのか?それと・・・自分が何人目の彼女なのかも聞いてみたい・・・付き合った事ないって言ってたけど・・・あんなにモテるし・・・絶対にしてる・・・してるはず・・・。ちょっぴり悲しいけど聞いてみたいと思う小日向だった。

 

   お昼ご飯の時間に来てと言われていたので12時に小日向の家を訪問した。

 

   今日のランチは和風オムライス・・・バターチキンライスを卵で包みキノコの和風あんをかけたオムライスで、いつもながら美味い・・・。

「意外と簡単にできるんよ?時短で節約メニューで家計にも優しいし」

   とふわっと笑う小日向・・・

「・・・美味い・・・うちのシェフよりお前の飯の方が好きや」

「千秋いっつも褒めすぎ・・・」

   ぽっと赤くなる小日向が可愛い・・・可愛すぎる・・・

『なんでこいつはこんな可愛ええんやろ・・・昼間やのにヤバい・・・けど付き合って1ヶ月経ってないのに・・・アカンよな・・・しかも俺、初心者やし色々心の準備が・・・嫌われたらもう次は無い気がする・・・こいつ以上の女なんておらんしな・・・下手くそとか言われたら・・・男として立ち直られへん』

   食事をして後片付けは東金がするのが最近のルールだ。

   食事を用意して貰うからせめて食器を洗うくらいはやらせて欲しいと東金から申し出た。

『家事分担なんて夫婦みたいやん・・・』

   と小日向は照れながら思った。

   東金は食費も受け取って貰えないのでせめて食器を洗いくらい・・・の気持ちだった。

   小日向は東金に何もねだらないのだ何一つ・・・ちょっと寂しいくらいに・・・。

   今日はそれも聞いてみたいと思っていた。

 

   DVDを手に持ちながら・・・小日向はドキドキしながら聞く・・・緊張する・・・でも言わないとずっとモヤモヤするし・・・

「・・・千秋、怒らんと聞いてな?私って何人目の彼女なん?」

   少し俯きながら聞いた。

『・・・俺、何聞かれたんや?何人目のって初めてやけど・・・誰かに何か言われたんか?せやから最近、様子が変なんか!?』

「何、吹き込まれたんか知らんけど・・・お前に誰にも付き合った事無いって言ったやろ?お前が初めての彼女や、嘘やない」

「ごめんね・・・じゃ・・・その彼女としては無くても・・・千秋ってモテるもんな・・・色々、経験豊富なんちゃうんかな・・・ってヤキモチ焼いてるねん・・・私、胸も無いし・・・色気無いし・・・千秋キス上手いし・・・」

『!ヤキモチ?かなでが!ちょっと嬉しい・・・』

「あほ・・・恥ずかしいから一回しか言わんからな・・・俺はキスもかなでが初めてやし、それから先もかなでが初めての予定や。誰にも言うなよ」

   ぷいと視線を逸らす東金・・・

「・・・ほんまに?嬉しい・・・」

「嬉しいもんか?リードしてくれる方がいいんとちゃうんか?」

「ううん。嬉しい・・・千秋と付き合うまで自分がこんなヤキモチ焼きなんて知らんかったもん」

「・・・俺も聞きたいこと、あったんやけど・・・お前さ何にも欲しがらんやん?何か欲しいもの無いんか?俺、稼いでるからプレゼントくらい買えるんやけど・・・」

「欲しいもんなんて・・・もので?無い・・・千秋以外に欲しいものなんて無いもん」

『!可愛ええ!なんでこんなに可愛ええんや!でも俺が欲しいって・・・自分に都合良く考えてしまうやんか・・・』

「・・・そういうのあかん・・・俺に都合良く考えてしまうと・・・お前、俺に食べられてしまうで?」

かぁあと赤くなる小日向・・・

「食べてもええよ・・・いつ食べてくれる?予定教えて?」

「・・・!よっ予定って!積極的やな意外と・・・」

「・・・だって・・・可愛い下着とか用意せなあかんし・・・千秋の好みも聞いて買いたいし・・・胸無いから下着でカバーしようかなって・・・」

「胸なんて・・・そんな重要やないやろ?お前可愛ええし・・・細身で華奢なんが俺好きやし・・・それに多分・・・俺、お前の足が好きや・・・と思う」

「・・・え?そうなん?男の人ってこう胸が大っきいのが好きなんかなって・・・」

「人それぞれやろ?それから予定はな・・・1ヶ月経ってからかなって何となく考えててんけど・・・」

「・・・じゃ千秋の誕生日でええかな?あと少しやし・・・」

『それは!誕生日プレゼントは私・・・なんか!?かなで、あかん反則や・・・』

   小日向の提案に軽く目眩がした。 

   DVDを置き、小日向が東金を見つめもじもじしながら・・・

「・・・今日はDVD見るのやめて一緒に下着選んで?ネットでいっぱい可愛いのあるから迷っててん・・・千秋の好きなん選んで欲しい・・・欲しいものって下着?それやったら欲しいな・・・」

  『あかん・・・可愛え過ぎる・・・俺好みの下着って!いくらでも買ったる!』

   素直で可愛い小日向の破壊力に東金は参ってしまった。

   二人で下着のサイトを見る・・・

   最初は普通の下着を見ていて・・・次第にセクシーランジェリーも見てしまい・・・

「うわぁ・・・千秋・・・セクシーメイドさん下着?ある・・・千秋・・・メイドさんになって欲しい?」

「上級者向けかな・・・今の俺にはちょっと無理かな・・・」

「・・・・・・千秋が言うんなら何でも着る・・・頑張るけど・・・このフリルたっぷりなんとか可愛いから・・・これなら」

「せ、せやな・・・このベージュピンクなベビードールとか、かなでの雰囲気にいいんちゃうかな?あとは・・・このレースとか上品な感じかな・・・」

「あっ可愛い」

「・・・・・・・・・・・・・・・セクシーランジェリーって奥が深いな・・・初心者向け以上は無理かもな・・・」

「・・・うっうん。ナースさんとかバニーさんとか・・・セクシー過ぎるんとか・・・でも千秋が好きなら・・・」

「頑張らんでいいで・・・俺、コスプレは興味ないからな・・・かなで足綺麗やからベビードール似合うんちゃうかな・・・」

   と二人して照れながら下着を選ぶ。

   とりあえず可愛い雰囲気と上品なレース、フリル系に絞り手当り次第、買い物カートに入れていく。

「・・・いっぱい買ってしまうけど・・・初めての時はどれにする?」

   と可愛く首を傾げられ・・・もう本当にこいつにはかなわない・・・

「誕生日プレゼントも買う予定やけど千秋、欲しいものない?」

   下着を選びが終わった後に聞かれ

「俺もお前以外欲しいもの無いしな・・・」

「じゃ・・・美味しく食べられるように頑張る」

   と可愛く言われてしまって本当に参った。

「・・・でも千秋が経験豊富じゃなくて良かった・・・これから色々相談して決めよな?」

「・・・男としては微妙なんやけど・・・かなでがいいならいいんやろな・・・下手やからって俺の事、捨てるなよ?」

くすくす笑う小日向が可愛い・・・

「・・・私、分からんもん下手かなんて・・・私の事も捨てたら嫌やで?まだまだ伸びしろがあるからね?頑張って千秋を夢中にさせたるから」

『もう夢中やって・・・ほんまに、こいつといると気が楽やな・・・見栄張ってもしょうがないし、とりあえず俺も予習だけしとこ』

   と内心思いつつ可愛い可愛い彼女を抱きしめキスをした。

 

✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱